春うララ

【小春ー20】



ここは都内の大学…



小春とララが通っている
学校です。







「さて、
今日も終わったし
か~~~えろ」







講義の終わった小春は
腕を伸ばして、
大あくびをした。







女の子あるまじき行為。







キャンパス内を
歩いていると、
見慣れた人が歩いてきた








ララである。








「あ、先輩。

先輩も
終わったんですか?」







「ああ、春。

あんたも今日は
早いみたいね。

どっか寄って帰るか」







そうすると後ろから
誰かが呼んでる声が
聞こえてきた。







「お~~~いララー!

忘れ物忘れ物!」







小春は見たことがないが

どうやらララと同じ
学年の子らしい。







「ん。サンキュウ。
悪いわねアキコ」







「気をつけなよ~
んじゃあね~!」







ララの友達は
それだけ渡すと
去ってしまった。







先輩と他の友達が
話してるとこは
初めて見た…






と言うか…






「先輩。

他の友達にも
「ララ」って
呼ばせてるんですか?

普通に下の名前で
蘭子って呼ばせれば
いいじゃないですか」







それを言うと、
ララは首をかしげながら
答えた。








「うう~ん。

いや、私はね
蘭子って名前好きじゃ
ないのよ」







「え~なんでですか!

蘭子って
可愛い名前じゃない
ですか」








「大声で
私の名前呼ばれたら
大変よ。

ランコーなんて
イメージ悪いじゃない」








先輩は考えすぎだと思う