「相変わらずだねぇー」 購買で彼の好きなものはなんだったっけ、と考えていると後ろから声がして振り向く。 「…光輝くん。」 「まーた、翼しょ。」 生徒会副会長の彼が唯一、翼くんに逆らえると聞く。 光輝くんは焼きそばパンを一つ買い、それを私に渡した。 「え?」 「俺の奢り。どうせお金返してくれないんでしょ。」 「…ありがとう。」 光輝くんは優しい。そして翼くんの良き理解者。 (羨ましいなぁ…) 私も頼りにされてみたい。