「ありがとうございます」 そう言って店に向かおうとしたとき、 「おまたせ」 と響歌に男が近づいた。 なんだ。彼氏いるんだ。 あまりにもショックが大きい。 肩を落としながら、店に向かう。 中に入ると見たことのないかっこいい服がズラリと並んでいる。 来世にはこんなかっこいい服があるのか。