「亮、仕事し始めろよ」



「分かってる」



矢島亮、高校2年生。



一応、女。



ここのお店は幼なじみの兄であり



そして数学が得意の私を脅して働かせているオーナー、和明兄と



執事見習いであり、私の幼なじみの和巳が



私の他に働いている。