どうして

もう 笑ってくれないのか

どうして

こんなに小さくなってしまったのか

君と僕とを

生と死とを

こんなに象徴的に分けるものは、他にない

二組の箸で 同時に抱えられ

白々とした壷に収められた

無言の君

ただ 記憶だけが雄弁で

眠れない夜を

幾夜もすごす