音宮高校近くの駅前のカラオケ「おとますたー♪」。 通称「おとます」10号室にて。 「クリーム、付いてる。」 晴也はそおっと、付着している部分に触れる。 10号室に居る晴也以外の人間は皆、その行動を 疑った。(疑うしかなかった。) ―――な、ななななななんなあ…っ!!!! 「美味しかったよ、唇。」 ニヤついて、唇を見る。 ―――いくらなんでも…うううううううう;