「あたし、寄るとこあるから ごめん、一緒に帰れない。」 「いいよ 俺も、ついて行こうか?」 「いい、ひとりで大丈夫だから。」 「でも、危ないから 心配なんだけど…。」 「大丈夫だよ。 …じゃぁね、また明日。」 「ん…じゃぁまたな」 あたしは修に背中を向け 帰り道とは逆の方に歩いた。 グイッ 「ごめん、やっぱり 家まで送らせて…。」 修はあたしの腕を引っ張って あたしをギュッっと抱きしめた。