――――ガチャ… ゆっくりと歩るき、静かに寝息をたてている女の子に近づいた。 「血……ちょうだい?」 そう言って、ベットで気持ち良さそうに寝ている女の子に跨った。 ―――――ギシッ… ツツーっと、指先でゆっくりと首筋を撫でた。 「…んっ………」 少し開いた唇からは、甘い声が聞こえる。 形の整った唇に、自分のそれをフニッと押し当てた。 ゆっくりと、位置をずらしていき、首筋に吸い付く。