光と影の間で

少し顔を上げた航は不安げに私を見つめる


いつも無表情で何を考えているかわからなかった航が今は子犬のようだ


「…私、初めて高柳家に行った時、航に誰も好きにならないって言われて…」


「…」


「一緒にいるとだんだん辛くなってきて…でもそばに入れるなら我慢ししよって…」