「武瑠、教室に行くぞ!!」 遊は、武瑠の肩に手を回し歩き始めた。 そんな二人の後ろ姿を見ながら 「ねぇ…あの子ちょっとカッコいいよね?」 近くにいた女の子たちが遊を見てヒソヒソと内緒話をしていた。 私たちが通う堺西中学は二つの小学校から生徒が入学してくるマンモス校なのだ だから、遊を知らない女の子たちは何故か遊を見て騒いでいた そんな事を気にもとめない私は、ひたすらにボードを眺めていた 「穴あいちゃうよ!そんなに見つめてたら…」 「えっ!?あぁそうだね…穴あいちゃいそうだね…エヘヘ」