煌めきの瞬間





高校生活初日の昼休み。



昼休みになると、体育館にパンやお弁当を買いに来る人たちが集まる。


青葉第一高校と第二高校の学生が唯一会える時間。



わたしと美鈴は、ジュースを買いに来ていた。




「うわぁ、凄い人だね」


「そうだね。春香、逸れないようにね」


「うん」




わたしたち第二高校の制服のネクタイは赤色。


そして、第二高校よりランクが一つ上の頭が良い第一高校のネクタイは青色。




後ろから見ると、誰がどっちの高校なのか全然わからないな‥‥。




人込みをかき分けてなんとかジュースを手にしたわたしと美鈴は、来た道を戻ろうとした。



その時――


「きゃ~」というたくさんの叫び声のような悲鳴と共に体を強く押された。