「隼人、楓さんは?」
「あいつなら先に帰ったよ。今日は雪子とデートだってさ」
「そっか、お姉ちゃんと会ってるんだ」
え‥‥お姉ちゃん?
美鈴の言葉に驚いた。
安藤さんがデートしてる雪子さんて‥‥。
「あっ、春香にはまだ言ってなかったよね。
楓さんね、わたしのお姉ちゃんの彼氏なんだ」
‥‥そっか‥‥
そうなんだ‥‥。
だから美鈴は、安藤さんのことをよく知ってるんだ。
そうだよね。
あんなにかっこいい人、彼女がいないわけない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…