その傍らに



写っていたのは、俺によく似た男と…今よりとても若い彼女。

白い何かがフワリ舞う中、笑顔で肩を寄せ合う二人だった。


口から入った冷たい空気が、俺の胸を刺した気がした。



そして俺は、静かに彼女の部屋へ入った。