「暇すぎるけど、うち彼氏とかいないよ?」

「なにいってんの!!タケルくんを誘えばいいじゃん」



は?タケルを?なんで?

「なんで?」

「なんで?って二人結構なかいいじゃん!!」

ん~まぁそうだけど。……いいや!遊園地行きたいから!タケルにメールしなきゃ

「わかった!きいてみる」
「うん!じゃぁね~」

彩ちゃんと電話し終わったあとふいに視線を感じて振り返った。


「うおぉぉぉぉぉ(焦)なんでいんねん!!」

「うふふふふー!頑張って明日タケルを射止めるのよ」

……。いみわかんねー。

私は目を輝かせている母さんをおいて自分の部屋に入った。


タケルにメールっと!

『タケル!明日暇??』

送信っと!


お!来た来た!!

『うん、暇だけど?』

『明日!遊園地行くから!コンビニで9:00でまっててね!遅刻厳禁!まぁすこしおくれてもよし!』

送信っと!!
やったーーー(泣
夏休みはこうでなくっちゃあぁ~遊園地いきてー!!
…来た。
『はっ!?遊園地?』
『もう!飲み込み悪いわね!遊園地!!やったー(泣)まじ!明日は楽しもう!』

送信した私は勢いよくベッドにダイブした。
あぁぁぁぁ楽しみーー
アトラクションバンザイー


私はこの日、史上最高とも言うぐらいの早さでねたのであった。