「薔薇色パッションピンク系です」

「ところどころ引用するな」

「漫画は文化。ところで僕たち、早く校門から移動しませんか?」

「まだ移動してなかったのかよ!!
あと四分なんだろ!!急がなきゃ」


「いや、あと三分ですよ」


「そんなことはどうでもいい!!早く行くぞっ!!」


んで、鏡に行った。


「説明が下手すぎなんだよ」


「いいじゃないですか。猿さん」


「誰が猿だ。で、12時まで後何分だ?」


「後一分です。お猿さん」


「誰がお猿さんだ。一分って意外に長いよね」

「そうですね。モンキッキー」


「誰がモンキッキーだ。てかいい加減にしてくれない?」


「うるさい、あ、12時だ」


瞬時に鏡を見た二人。
しかし、写ってたのはバカ面の男二人組だけだった。


本当にバカ面な二人。