だからすーちゃん。






僕の死は君の責任なんかじゃない。





全部僕のせいなんだ。





僕が自分で選んだ結果なんだ。







ただ、最後に君に想いを伝えておきたかった。







ズルい人間だよね、本当に僕は。






僕のことなんか忘れてって言いたいとこなんだけど、君は絶対にそんなことしないし、きっと一生背負うって言うと思うから…。









だから最期に一言だけ。






君を悲しませて、苦しませて、本当にごめんなさい。





僕を守ってくれてありがとう。





すーちゃん、僕は君のことが本当に大好きだったよ。





僕はいつだって君の幸せを願っているよ。






この、空の上から――。








長倉 知聡。