「すーちゃんの方こそ。こんなに遅くまで何してたの?部活?」 「違う違う。例のかつあげ事件の現場に行ってたのよ」 「じゃあまた織部刑事に世話になったんだね」 せ、世話になった覚えはない! あっちが勝手に頭突っ込んできたのよ! 「突っ込んでるのはすーちゃんの方じゃ…。…―って、すーちゃんその手…!」 手? 知聡に指を指され改めて右手を見ると、血が流れていた。 いつの間に…。 窓ガラスの破片で切っちゃったのかしら?