そんなやり取りをしていたら廃病院の中に入って行く、3人の人影が見えた。 あいつらね…! 気づかれないよう、私も廃病院の中へ。 ボロボロの待合室を通り過ぎて、奥の診察室の前。 そこから坂本さんとヤツらの会話が聞こえてきた。 「金は持ってきたんだろうな?」 「は、はい…」 「さっさと寄越せ」 「い、妹には…近づかないって約束してくれるんでしょうね…!?」 「ああ。だからさっさと金を寄越せ」 坂本さんがヤツらに2万円を手渡す。 その内の一人がおもむろに携帯を取り出し電話をかけ始めた。