「人を殺した…か…」 「え!?課長??」 あいつの腕っ節の強さは知ってるが、力加減の分別くらいあいつは知ってるだろう。 あいつがそう勝手に思い込んでんだろうが…。 あー。 色々一人で考えても埒が開かねえな。 本人に聞くのが手っ取り早いんだが、あいつ、自分のこと話さねえしな。 とするとあいつの事情を知ってる知人か誰か…。 「…難易度高いな。ったく…」 困惑する芦屋を横目に俺はある場所へと足を運んだ。