翌日。




会社に出社したら、予想通り、芦屋くんが質問責めにあっていた…。






あんだけの傷だもんね。



どう頑張ったって隠せるわけないし。






けど芦屋くん、ごまかすのは得意のようで、昼休みに入るころには騒ぎは収まっていた。





芦屋くんのことだから私のことは一切話さなかったんだろうな…。








ホント、いい人すぎてもったいないよ…。








あーもー!!




芦屋くんったらー!!




何で私なんか好きなのさー!!




私のどこに惚れる要素があったわけー!!





私なんか早く忘れてステキな人見つけてほしいのにー!!




いいんだよー!!




もっと好きになったとか言わなくてもー!!





バカバカバカバカー!!