それにしても…。





何なの、この偶然。




出来れば二度と顔を合わせたくないと思ってた奴なのに、蓋を開けてビックリの上司だったとは…っ。










「命清さん」



「は、はいっ!!」



「私、黒崎 薫(クロサキ カオル)って言います。よろしくね。…で、早速だけど、これから仕事の流れ説明するわね」



「はい!!よろしくお願いします!!」









がっくりしてる場合じゃないか。




早く仕事覚えないとっ!!








黒崎さんに仕事の流れを説明してもらって、早速仕事に取りかかった。







もちろん、私は新人で何もわからない状態だったので、黒崎さんに一から教わりながらだけど。