千景くんは幼なじみ

だって…

それなら、ちょっと納得がいく。

私とキスした時に、

苦しいなんか言われたコトねぇしって言ってた。

あれって、その人と?

てコトは、もしかしてこの学校の子…!?





「結愛…。ちゃんと、聞いて欲しー」

ちーちゃんは、手首を軽く握りしめたまま…

私の目をじっと見ている。

「う…ん。何?」

「確かにさ…ちょっと調子のって、二人きりになった」

ズキ

…そぉなんだ。

梓とワタルくんが、二人きりで花火見ながら楽しく話してる間

ちーちゃんは、他の子と、ちょっといい雰囲気になってたんだね。

何も知らなかった。

花火大会のあの日、もしかしたら、ちーちゃんが誘ってくれるかなって思って

何も用事を入れてなかった私がバカみたい。

部屋の窓から…

梓やちーちゃんが見ていたのと同じ花火を…

私はひとりで見ていたよ。