千景くんは幼なじみ

「えー…。私も和奏くん好き~」

冗談で言うと、梓は大きな目を更に見開く。

「嘘っ。結愛、本当に!?ちーちゃんとタイプ違い過ぎない?」

「だからー。そういう意味じゃなくて」

「怪し~い!いいじゃん和奏も。応援するっ」

「違うってば」

梓をからかうつもりで言った言葉なのに、

何だか私が追い込まれてるしぃ。





「和奏くんへの好きは、ちーちゃんへの好きとまた違うの!

友情の好き。一緒にいて楽しいし、癒やされる」

私がそう言うと、梓はフフっと笑った。

「そーなんだよね。和奏、いいトコばっかり。たまには小悪魔でもいいのにね」

…ん?梓は和奏くんの本音知らないのかな。

たまに小悪魔要素、チラ見せするんだけどなー。

「…梓は、どうしてタメじゃだめなの?」

「んー…ダメっていうかぁ」