千景くんは幼なじみ

「どーする?」

「え…。どうするって?」

「結愛ちゃんはー、この告白で何もかも失うかも」

「…え?」

「千景くんと付き合いたいが為に、穂積の信頼も、オレの協力も。寿太郎の事も」

穂積と和奏くんとは友達でいたい。寿太郎くんもそうだけど…

でもそれって大げさじゃない?

寿太郎くんには好きな人いるって伝えてたし。

穂積も、話せばわかってくれるよ。




「う…ん。でも、和奏くんが穂積を好きなように、私も千景くんがずっと好きだったもん。

和奏くんだって、穂積と付き合いたいでしょ?」

「付き合う?うーん、正直そこまで頭にないかな」

「ウソッ!和奏くんだって男の子だもん。穂積に触れたいとか…思うよねっ」







廊下を歩く人に聞こえないよう、窓の外を向いて顔を寄せてコソコソ話す私たち。

他の人から見れば、私たちこそ…

かなり怪しい仲の二人に見える。








そんな和奏くんは、

突然私の肩を抱いた。