千景くんは幼なじみ

廊下に出て和奏くんとご対面。

穂積には教室に残ってもらった。

「結愛ちゃん、はろー。昨日どうだった?寿太郎ご機嫌で帰って来てたけど」

「和奏くんオハヨ!あのねっ…その事なんだけど」

和奏くんは廊下の壁にもたれ、ニコニコ笑顔。

「うまく行き過ぎたぁ?寿太郎、昨日彼女んちまで別れ言いに言ってたケド」

げ、まじー!?

どうしよう、私責任重大じゃんかぁ!

ドキドキしながら和奏くんに詰め寄る。





「…その話、本当?」

「そーだよ。ウソついてもしょおがないじゃん」

…だよねぇ。

「和奏くん、あのねっ。昨日…和奏くんの作戦、大成功したのっ」

「…へぇー」

和奏くんは喜んでくれるかと思いきや、何だか微妙な表情で半笑い。






あ…あれっ?

「あのね、千景くん…私と付き合うって!好きって…言ってくれたの」

「ふーん」

あれっ?なんでそんな反応?

和奏くんは不服そうに唇を尖らせる。







「結愛ちゃん、ずるーい」

…え?