千景くんは幼なじみ

穂積、今日はカチューシャをしていた。

スッゴく可愛いと思う。

「それも和奏くんが選んでくれた?」

「そー。昨日学校の帰りに買って来てくれた。これで千景くんにまた会いに行っちゃおー」

穂積、全然懲りてないし。

ちーちゃんにオカマと言われようが、次々と新しいグッズで挑んでくる。

「あ…その事なんだけど」

面と向かっては言いにくいし、昨日メールでもしておけば良かったと後悔しつつ穂積を見上げる。

「でな、今日後輩がさー、千景くんと昼飯一緒みてぇで。私も一緒に行く事んなった!」

え。

行動早っ!

「後輩って男の子?」

「そ。ハンド部の後輩の彼氏でさ、千景くんと仲イイらしー」

ちょっと待ってぇ。私…も行く。て言うか、穂積にはもうちーちゃんを諦めてもらわなきゃー。








「あ!そぉだ。昨日結愛、寿太郎といい雰囲気だったらしーな」

…ハイ?

うわ。しまった。その弁解もしないと…。