千景くんは幼なじみ

「瀬尾くん…えっと」

ちーちゃんと付き合うようになった事、私から言ってもいいかな。

やっぱりそれはダメ?ちーちゃんの立場ってものがあるもんね…。

口ごもってると、なぜか恥ずかしがっていると勘違いされる。

「あ、いきなりで照れた?もちろんオレのツレも何人か一緒だし。そっちもたくさん友達誘っていーから」

いえ、決して恥ずかしいワケでは。

私はちーちゃんとまわりたいんだけどなぁ。







そうだ。

「…瀬尾くん、ちーちゃんのクラスの子と昨日学食にいたよねぇ」

「あぁ~、昨日結愛ちゃんも学食いたもんな」

「あの子たちと…まわれば?」

「あの子らさー、部活の催しの手伝いあっからダメなんだと」

「え…でも。自分のクラスの子誘えば?瀬尾くん…モテるでしょー」

私のタイプじゃないけど、と思いつつ聞いてみる。

そしたら瀬尾くんは、ハハッと笑ってる。

「何とさー、里田に興味持ってるヤツが現れてぇ。生瀬祭でくっつけてやろーかと。あ、コレは千景にはナイショだけどなぁ」

えっ!

穂積に興味持つ男の子が現れたぁ?