甘い甘い時間…。

今までのわだかまりなんて忘れてしまうぐらいの、素敵なキス。

ちーちゃんは、優しいキスを終えると…

少しずつ、激しいキスに変えていく。




ドキドキしながら、ちーちゃんにただ身を任せていた。

ちーちゃんは顔を離すと、嬉しそうに微笑む。

「結愛…そんな堅くなんないでいーから、力抜いて」

あ…まただ。

手に力が入ってて、ちーちゃんの腕を、

ギュッと握りしめていた。

「ごめんっ」

「…いーよ」

甘い笑みを見せたかと思うと、またちーちゃんの唇が重なった。

今度は…

私の口に侵入してくる、大人のキス。






う…ん。

やっぱり、また苦しいよ。

息、

いつしたらいいの？







我慢して、我慢して

唇が離れた隙に、空気を吸う。

でも、またちーちゃんが続けてくるから…

呼吸困難になりつつ、

なんとか…終了。







ちーちゃんには言えないけど、

…大人のキスは、苦手。