千景くんは幼なじみ

床下から、メジャーをスルスル。

え…。






「長っ!なんでー?信じらんないんだけど」

「たりめーじゃん。ナメんなよ」

ちーちゃんは、立ち上がった私の頭を軽く小突く。

「痛っ」

「ごめんなぁ~、足長くって」

あ…謝られると、ムカつくぅ。

「私だって、短くないもん。この身長にしたら…長い方だよ?」

適当なコト言ってみる。

別に特に足長なワケじゃないけど…何か悔しーから。





「マジ~、じゃあ脱いでみ」

「…は?」

「見せてみろって、その長い足を」




な…

何なのぉ?

やらしー観点で言ってるとしか、思えないんだけど。

「何ならオレが今計ってやるよ。メジャー、貸してみ」

ちーちゃんは私の手からメジャーをひったくると、足元にしゃがみこむ。





ちょ…

ちょっと待った。