車が車庫に入っていく それからまもなく ドアのしまる音が聞こえた 「……美咲」 2カ月ぶりに見る美咲は、心なしか痩せたように思えた 「久しぶりだね」 夫婦になって 2カ月も合わないなんてはじめての事 「ほんと…久しぶりだな」 二人でぎこちないながらも笑った お互いの顔は分からなかっただろう 目の前の美咲は 口元を手で覆い、涙が頬を伝っている そういう俺も 決壊の外れたように涙が後から後から溢れてくる 美咲の震える肩を引き寄せ 力いっぱいに抱き締めた