Believe【完】

「……お疲れ様」

カラカラの喉に一口ビールを流し込んで
上手く出来てるのか分からない笑顔であなたを見る


「マジ、疲れた。今日はさぁ~…」


久しぶりに一緒に飲んでるせいか
饒舌に今日の出来事を話し始めるあなた

肝心なことはもちろん除いて…


聞いている振りして、頷きながら
私はタイミングを図っていた


あなたの嘘はもう聞きたくない
あなたの口から嘘を吐かせたくない

私をこれ以上、惨めにさせないでほしい



これ以上…知らない振りは出来ないんだよ





「ねぇ…」