Believe【完】

「何で…」

あなたの声が震えてる

「何で美咲が…謝るんだ」


震えさせてるのは、私


「仕事を頑張ってるあなたに、私が出来る事は…信じてあげる事だけだったから。それが出来なくて……ごめんね」


そうさせたのは、あなた


「……いつから?」


「それは…重要な事?」


「……いや」


「馬鹿だね。聡は。私が分からないと思ってた?」


「……」


「あなたを一番分かってる私が、気付かないと思ってた?」


「……」


「いくら、毎日家事と育児に追われていても…分からないはずないのに」


「……」


あなたを見た





視線に気付いたあなたも




その目に私を映した