部屋に戻った俺は、藤沢のことと、明日から始まるブルーな夏休みについて考えていた。 いくら考えても、なんもいい答えは見つからない。 「ハァ……」 ため息とともに、俺の悩みも全て空に消えてくれないかな。 なんて、変なことも考えるくらいだ。 そして。 運命の朝を迎える。