「なぁ、父さん!」
「なんだ夕斗?まだ行ってなかったのか?」
「それよりちょっと聞きたいんだけど、従兄弟か親戚に、俺たちと同じ年くらいの女の人っている?」
別に知ってどうこうじゃないけど、俺の中でずっと引っかかってるから、そのモヤモヤをなくしたいだけなんだ。
「お前たちと同じくらいの年?いや、いないと思うが、どうかしたのか?」
「いや、何でもない。じゃ、行ってきます」
親戚や従兄弟でもなければ、何なんだ?兄貴の高校の生徒か何か?
そう考えるのが、自然かもしれないと俺は思った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…