屋上は風が通ってて気持ちが良い。 空に1番近い場所。 後ろで寝っころがってる那津に視線を向けた。 「那津はしないの?」 「俺らの学年じゃねぇよ」 「ふーん」 再びグランドに目をやる。 「楽しそうだなー」