あなたが私に 触れたりなんかしなければ、 こんな苦しくなんか ならなかったのに。 あなたは本当に狡い人。 ずっと一緒になんて いてくれないくせに 私の耳元で囁くのは 運命と名の付くものばかり。 運命の出会い?? 運命の恋?? 運命の愛?? もし本当に あなたとの出来事が 運命ならば、 運命なんていらない。 欲しかったのは必然。 だって運命なんて 不確かなもの、 飴細工より脆いから、 誰かに触られなくても 壊れてしまう。