俺様先生と秘密の授業【完全版】

「い……いくら、東屋さんの切り札だって言ってもな!
 敵の上着を来ているヤツの命令なんか、誰が聞くか!」

「そうだ! そうだ!
 どう考えても、手前のそれは、組に対する裏切りじゃねぇか!」

 と。

 そんな風に騒ぐ天竜組に、岸君は、肩をすくめて言った。

「……だから、コレは、自分から着たわけじゃないの。
 見える?
 後ろからついて来る野郎たち。
 そいつらに、女人質に、強要されてんの。
 それで、君たちに、ヤツらを適当に潰して貰いたいんだけど?」

「けっ!
 情けないヤツ!
 自分の女だったら、自分の手で、護れよな!」

 そう、ぶつぶつ言った天竜組のチームに。

 岸君は、完全に肉食獣の顔して笑った。

「オレが、まともに戦(や)ったら相手を殺す事になるからね。
 ……シャレにならないんだよ」