けれども、そのたびに、読み手さんからのコメントや、増えてゆく読者様の数に励まされ。

 例え、遅くなっても。

 締め切りギリギリで『大賞』レースから外れてしまっても。

 自分の納得出来る物語を書くことだけに集中することにしました。

 結果。

 予定より百ページ増、自分で決めていた最終締め切りの二週間と三日遅れの完結になってしまいましたが。

 それでも、投票コメントに書いたように、自分の想いの全てを詰め込んだ物語にすることができました。

 例え、それで大賞レースで戦う以前に負けても、僕は、満足です。

 それに、そもそも。

 見渡せば、物語の上手いヒトや、素晴らしい文章を書く人ばかりで、僕が入る隙間なんて、無いかもしれません。

 それでも、僕の抱えた物語を『少なくとも自分だけも、納得した』形で、外に出せるように。

 一分一秒でも多く、書く時間を確保して、頑張って行きたいです。

 そして、読んでくださった『あなた』の感想ノートへの書き込みが、レビューが。

 僕の次回作への力の元となります。

 どうか、一言でもいいので、お気軽に感想をいただけると、うれしいです。

 今回は、僕の執筆した、最長で、思い入れのある物語をここまで読んでいただき、ありがとうございました。


 愛莉と一緒に、梢城高校の保健室で、バイク雑誌の整理をしながら。

 祠、拝。




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H22.9.27 PM18:44