こんにちは。

 祠です。

 今回は、この『俺様先生と秘密の授業』を読んでいただき、ありがとうございました。

 この物語は。

 現在この野いちごで開催されている『第五回日本ケータイ小説大賞』に応募するために造られた、長編作品です。


 僕は、ずっと。

 文章を書いて、ご飯を食べることが出来る、プロになりたいと思っています。

 それは、一分でも一秒でも多くの時間を、大好きな、物語の製作時間にあてたいから。

 文章を書き、物語を創造するための時間を、少しでも多くとるために。

 僕は、生活のほとんどを費やしてしまう『職業』の時間を『文章を書く』時間に当てたいと、切に思っています。

 この物語もまた、そんな思いを軸に。

 もし、上手く行ったら書籍化になる可能性のある『大賞の応募作品』として執筆を開始したのです……が。

 最初は。

 僕なりの市場調査結果の『読まれそうな題名・表紙・キーワード』を元に。

 応募規定ギリギリの二百ページ少し超えたぐらいの、軽いエロティックな表現のある、甘々な。

 皆が読んでくれそうな、物語に仕上げる予定でした。

 しかし。

 やや、フライング気味に書きだしたものの。

 後に、今回の大賞のテーマが『青春』だと判り……この物語は一変することになりました。


 なぜなら。


 僕か確かに通って来た『青春』は。

 そんなに甘いだけのモノじゃなかったからです。