「だから、さ。
前にも言ったと思うけど、イヤなことは、イヤって言おうよ……?」
これじゃ、どう見ても岸君。
東屋さんに、遊ばれているような気がする。
しかも、この量じゃ……天竜さんも、飾り付け、手伝った……んだろうな。
岸君は、ともかく。
天竜さんに熊のぬいぐるみは……想像すると、かなり笑える。
東屋さんって、最強!
思わず頬が緩んだあたしに、岸君は、にこっと笑った。
「ところが……その……私。
こういう部屋や、服は、あんまりキライじゃなくて」
「……へ?」
「……むしろ、好き?」
そ、そりゃ……どうも。
じ、じゃあ……東屋さん。
岸君のために、頑張ったんだなぁ……って、改めて部屋を見回したとき。
岸君は、言った。
「……なんだか、色々、巻き込んじゃって、ごめんね?
愛莉さんは、どこもケガ、ない?」
「巻き込まれたのは……あたしじゃなくて、岸君の方かもしれないし。
それに……岸君が、かばってくれたから、平気、だよ?
助けてくれて、ありがとう」
岸君は、本当に命を賭けて、あたしを守ってくれた。
思わず下がった頭に、岸君は、ううんってクビを振った。
前にも言ったと思うけど、イヤなことは、イヤって言おうよ……?」
これじゃ、どう見ても岸君。
東屋さんに、遊ばれているような気がする。
しかも、この量じゃ……天竜さんも、飾り付け、手伝った……んだろうな。
岸君は、ともかく。
天竜さんに熊のぬいぐるみは……想像すると、かなり笑える。
東屋さんって、最強!
思わず頬が緩んだあたしに、岸君は、にこっと笑った。
「ところが……その……私。
こういう部屋や、服は、あんまりキライじゃなくて」
「……へ?」
「……むしろ、好き?」
そ、そりゃ……どうも。
じ、じゃあ……東屋さん。
岸君のために、頑張ったんだなぁ……って、改めて部屋を見回したとき。
岸君は、言った。
「……なんだか、色々、巻き込んじゃって、ごめんね?
愛莉さんは、どこもケガ、ない?」
「巻き込まれたのは……あたしじゃなくて、岸君の方かもしれないし。
それに……岸君が、かばってくれたから、平気、だよ?
助けてくれて、ありがとう」
岸君は、本当に命を賭けて、あたしを守ってくれた。
思わず下がった頭に、岸君は、ううんってクビを振った。



