兄貴の、浮かべたその表情(かお)は。
いつもの自信に満ちた感じじゃなく。
ともすると、不安げで、子供のような感じにも、見えた。
だけども、あたしに向かって言ってくれた言葉には。
ちゃんとあたしを、守ってくれている。
優しく強い、オトナの匂いがした。
あたしの大好きな。
いつもの『お兄ちゃん』だ!
気がつくと、あたしは、兄貴の懐に飛び込んで、泣いていた。
今まで怖かった、いろんなことが。
全部終わって、やっと安心出来たんだ。
いつもの自信に満ちた感じじゃなく。
ともすると、不安げで、子供のような感じにも、見えた。
だけども、あたしに向かって言ってくれた言葉には。
ちゃんとあたしを、守ってくれている。
優しく強い、オトナの匂いがした。
あたしの大好きな。
いつもの『お兄ちゃん』だ!
気がつくと、あたしは、兄貴の懐に飛び込んで、泣いていた。
今まで怖かった、いろんなことが。
全部終わって、やっと安心出来たんだ。



