『なぁ静』
『ん?』
と、名前を呼ばれた次の瞬間―――
圭の顔が近付いてきて。
『マジで大好き』
圭にそう言われたあたしは……思わず目を閉じた。
二人の唇が、そっと重なっていく。
初めてのキスは、うまく息ができなくて……
ちょっと苦しかったけど。
『お前は俺のもんだから』
圭はそう言いながら、また優しくキスしてくれた。
ドキドキで胸がいっぱいになる。
恥ずかしくて…なんて言えばいいのかが分からなかった。
でも、そんなあたしの気持ちを察したのか、圭はすぐにいつもの圭に戻って。
『さっ、落書きコーナー行くべ!』
そう言って、あたしの手を引いて撮影コーナーを出た。



