『あ、そーだ!記念にさ、今日もプリクラ撮ろうぜ』
しばらく二人で行くあてもなく歩いていると、圭がそう言ってゲームセンターを指さした。
『ちょっと圭、その発想、女の子みたいだよ』
『そ、そうか?』
『うん』
ふと目と目が合って。
笑顔がこぼれる。
そんな幸せな時間が……ゆったりと流れていた。
3…2…1…カシャッ…
二度目のプリクラは、前の時よりも落ち着いてて。
手を繋いでみたり。
圭が後ろから抱きしめてくれたり。
なんだかカップルらしい感じのポーズを決められた。
あ……
らしいじゃなくて。
もう、カップルなのか。
そう思うとなんだか照れ臭かったけど……
やっぱり嬉しい気持ちの方が大きかった。



