『おじさんに聞いたの?』
『へっ?何を?』
『あ…いや、何でもない』
この反応はきっと聞いてるはずないよね。
だったら何で?
何で何かあったのかなんて圭は聞くの?
『お前泣いた翌日って絶対その目なんだよ。何かあったんだろ?』
『えっ………』
泣いた翌日は……
その目…?
あたしの目を見ただけで、圭にはそんなことまで分かっちゃうの?
『何年幼なじみやってると思ってんだよ』
そう言ってあたしを見つめる圭の瞳は、とても真っすぐで…すごく優しいものだった。
親友の遥でも気付かなかったあたしの異変に…
幼なじみとしてずっと近くにいた圭は気付いてくれた。
やばいよ圭。
なんか…
また泣いちゃいそうになるじゃん。



