『おはよーっ』
だからいつもと変わらない声で…
あたしは遥達におはようを言ったんだ。
実際、今から単純に数えてみても、三学期が終わるまでは一ヶ月半程しかない。
残りのその一ヶ月半。
あたしはどうやって過ごせばいいんだろう?
転校しちゃうこと、先に話すべきなのかな?
それともギリギリまで黙っていたほうがいいのかな…
変わってしまう環境に、心がうまくついていかなくて。
でも、それでもあたしはただ…
笑顔でいたかった。
泣いたって何も変わらない。
だって自分で決めたこと。
選んだことだもん。
泣き言なんて言えなかった。



