さらに数年の時が過ぎた。ある日、姑が思春期に入った娘の写真を送ってくれた。驚いた。
こころにそっくりの顔。口は、八重歯までそっくり。こころの遺伝子が、濃いめの顔だ。面長であごのあたりは、父譲りだ。

涙がボロボロ止まらない

元気で毎日自分で弁当を作って部活を頑張る真面目な娘でほこらしいとメモが添えてあった。

また、感謝の涙が溢れ出す
あんなに離れたくないと思った娘と離れてしまった自分の情けなさに何をしてるんだとさらに涙がでて止まらない

娘にも娘の存在に感謝して「ありがとう」といいながら写真を抱きしめた。