「どうかしましたか??」 透き通るような、 可愛らしい高い声が 彼の真ん中に響く。 「大丈夫です。」 本当は どうかしたのだ。 彼は未知な気持ちの 正体に気づいた。 落ち着かない自分、 高鳴る鼓動、らしくない。 こんなの決まってる。 一目見たときから この感情は 隠しきれない...。 簡単じゃんか。 彼は自嘲気味に 笑った。 未知な感情の答えに たどり着いて。 もう一度彼女を チラリとみた。 やっぱり小さい体に 大きな瞳が美しかった。