―――――――…
―――…



「――…んで出来ないのかしら?」


『大真面目なんだけど…』


「大真面目?!…コレが?」



そう言って舞が指を差したのは、黒焦げになったスポンジ。

…に、無残にも刺さっているトッピング達。



「まず、何でクリームないのかしら?」


『…クリーム…?』


「コ ー テ ィ ン グ !!」



コーティング?

…ああ!あの白いやつ…?