風に吹かれて空に舞う砂埃が、尚更雰囲気を作っていた。 「俺とこの子達で4人だから、お前も4人な」 『当たり前。』 周りを見渡すと、1番に目に入ったのがタカちゃん。 次に華奈ちゃん。 そしてその横にいた女の子。 『この4人で行く』 そんなあたしの言葉に。 タカちゃんは「よっしゃ」意気込んで。 華奈ちゃんは「頑張ります」気合いを入れてくれて。 女の子は「…あたしですか?…あたし?」突然のことにテンパっていた。 「オッケー」