トリップしていた意識は、「てか耳痛ぇ……」と言う冬可の言葉によって戻された。 そして…今日何度目か分からない、冬可の耳を両手で塞ぐ…。 という動作を目にすることとなったあたしは、さすがに悪いと思い謝った。 『…ゴメン、大丈夫?』 …が、次に続く冬可の言葉にあたしはただならぬ疑問を抱いた。